一般的な簡易診断では、尿検査の項目では蛋白・潜血・糖は必須ですが、白血球の検査は含まれていないようです。
白血球の検査をするということは、腎臓や泌尿器系に痛みを感じるなどの、身体的症状がある場合に行うことも多いようです。
尿の中に白血球が含まれているというのは、顕微鏡で見た一視野に3個までなら基準値内であり、これを超える白血球が見られると異常として陽性と判断されます。
しかし、医療機関によってこの数値に若干差異はあるようですが、ご自分の結果と照らし合わせてみてください。
38℃以上の高熱がある場合は、腎盂腎炎を疑う必要があるようです。
細菌が膀胱から尿路を通って腎臓や腎盂にまわり、細菌感染を起している可能性があります。
この場合は全身に細菌が感染しないような早期対処が必要で、これが遅れると敗血症という重大な病気になることがあります。
炎症がある段階で尿検査をすると、白血球の増加がみられます。
炎症がみられるとき白血球の数値は上がるのですから、腎盂腎炎の他に膀胱炎、尿道炎、尿路結石などが疑われます。
尿検査で白血球が陽性で、自覚症状がないからといってそのままにはしないでください。
細菌感染症など、泌尿器系のどこかで何らかの炎症が起こっている可能性が大きいのです。
自覚症状が出ていないということは、白血球が細菌と戦い、水際で踏ん張っているという状態だともいえます。
きちんと再検査を受け、原因を確かめ、抗生物質などの投与をして、頑張っている白血球に援軍を差し向けてください。
もちろん体質による陽性反応の場合もあるかもしれません。
もしそうだとしても、ご自分の体質を理解することにつながるのですから、是非再検査を受けてください。